カラオケと言ったら普通、歌を歌う場所。そういうイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。もしかしたら中には「カップルでイチャイチャするための個室」という認識でカラオケに行くという方もいるかもしれません。
しかしインドネシアのカラオケは全く異なります。もちろんインドネシアにも日本式のカラオケはありますが、それは「ファミリーカラオケ」と呼ばれています。もしかしたら今は大きく異なっているのかもしれませんが、14年前フツメンの私がインドネシアで体験した「カラオケ事情」について紹介したいと思います。
インドネシアのカラオケとは?
冒頭を読んで「インドネシアのカラオケってなんやねん」と思ったことでしょう。
一言でいうと「キャバクラ」に近い感じです。カラオケボックスはカラオケボックスなのですが、「女の子を選ぶ」というシステムになっています。(ちなみに女性がカラオケに行く場合はやはりファミリーカラオケを選択します)
しかも、そのシステムがあまりにも露骨なのです。まず店に入ると別室に通されます。その別室には女の子が30人くらい並んでいました。そしてボーイのような方から「さあ、好きな子を選んで!」と言われるのです。(店によって人数やシステムの相違はあるものの大体このような物だという話はよく聞きます)
さて、「30人近くの女性から1人を選べ」と言われた訳ですが、そんなの選べると思いますか?端から端まで舐める様に女性を品定めして「この子」と決めるのは相当メンタルが強い人、もしくはこだわりがある人でないとできない芸当です。
私は手前の4~5人を見て気に入った子を選んだわけですが、普通の男性はこんな感じになると思います。うろ覚えですが、女の子はみんな若くてかわいい子。はっきり言って「誰が来てもいいよ」という状況だったのでさっと選びました。
インドネシアのカラオケ事情!個室に入ると…
個室に入って歌うことはできるのですが、もはやキャバクラ状態です。女の子が0距離で座り、積極的に手をつないできます。(これは日本人相手だからという事もあると思います)
女の子は日本の歌を1曲2曲程度知っていて(3年前くらいに流行った曲だと思ってください)リクエストしてきます。歌ったら盛り上がりますが、歌わなくても何のダメージもありません。
言葉はほとんど通じないのですが、(うろ覚えですが片言の英語で会話していた気がします)親日感が半端ないので終始ニコニコしており、日本語で話しても楽しめると思います。「こんにちは」とか「ありがとう」しか言えないのに会話が成り立っているような感じなので楽しいです。
過激なことをするという訳ではありませんが、サービスは日本のキャバクラ以上のスキンシップがあると考えてください。それでいて嫌な顔一つしないので、そういう店が好きな人はきっと楽しめます。
インドネシアではモテる!気軽に連絡先交換!
恐らく私が日本人だったからでしょう。気軽に連絡先を交換してこようとします。これは私だったからではなく、私の同僚(当時48歳バツ2、見た目が60くらい)でも連絡先を交換し、店を通さず定期的に会っていたと言っていました。
つまり日本人と付き合いたい(そして結婚したい)という女性は多く、その熱量は日本人女性相手では見ることが出来ないほどのものがあります。
ちなみに私はというと、連絡先を教えました。当時はそういったインドネシア女性事情を知らなかったため、日本のキャバクラ感覚で教えたというのもあります。しかし教えたら向こうの女性は行動力がすさまじいです。
翌日には「いつ会える?」と電話をしてきました。つたない英語でコミュニケーションがほとんどとれないというのに「チャンスを逃すものか!」という勢いはすごかったです。結局圧に負け3日後くらいにデートをすることになりました。
デートはというとドライブ→ビリヤード→ごはんという流れだったのですが、「家に行きたい」と言ってきたのです。日本では考えられない押しかけ具合に面喰いました。もちろん断らなかったし、家に来ることが何を示すかはここでは明記しませんが…。
とにかくとんとん拍子だったという事だけ言っておきます。
インドネシアのカラオケでモテ体験!
もしあなたがインドネシアに行き、さらに「カラオケに行く」という事があれば上記のようなことが待ち構えている可能性があります。
「こんなつもりじゃなかった」ということがないようにしてください!