かれこれ15年前の話になるが私は1年ほどインドネシアに住んでいた。
インドネシアといったら多くの日本人はバリ島などのリゾート地を想像するかもしれないが人混みが凄まじいジャカルタに私はいた。
お金の力?インドネシアの金銭事情
当時、日本人と現地人の格差は激しく(今も激しいがそれ以上だと思う)スーパーで買い物をする際に値段を見て吟味したり、ちょこちょこ上がるタクシーメーターにヤキモキしたりすることはなかった。それくらいお金に余裕はあった。
そして当時のインドネシアはお金があれば大抵のことはできた。自動車免許を5000円で購入し(日本で免許証があったからというわけではないと思う)、交通違反で警察に捕まった時も500円ほど渡して無かったことにしてもらった。バイクと接触事故を起こしたがその場でお金で解決したし、マックを奢って半日労働させた事もあった。
とにかく日本人が思っている以上にお金の力は絶対で融通を効かせることができた。
日本人=お金持ち!無条件でモテる!
では逆にインドネシア人が日本人を見るとしたらどう映るだろうか。「何か問題があったらそれを解決するためにお金を払う」=「お金を持っている存在」と捉えるだろう。
つまり日本人と付き合う=お金持ちと付き合う=自分の願望を叶えられると言う構図が出来上がる。
だから日本人は無条件でモテた。
もう一度言うが日本人が想像しているよりお金の力が強いのである。「愛はお金では買えない」なんていうがそれは今の日本の状況がそう言わせているのだ。実際にジャカルタの光景を目にしたらわかる。
お金で愛を買える場所もいっぱいあると…
日本人だからモテる!彼女が欲しいならインドネシアへ!
ちなみに私はというと、彼女こそ作らなかったものの実際にモテた。
ビリヤードへ1人で遊びに行くとミニスカの店員さんが寄ってきて「1人なら一緒にやりましょうか?」と言ってきたり、屋台でナシゴレンを頼んだら「連絡先を教えて」と言われたりした。露店でDVDを探している際に「ご飯は食べた?」と言い寄られたことも。
これは私が日本人だから起こった出来事だ。多少「若かったから」というアドバンテージがあったかもしれないが、仮に私よりイケメンで若いインドネシア人がいてもここまではモテていない。
今インドネシアがどんな変化を遂げたかというのは分からない。ただ、知人に聞くところによると劇的な変化は起こっていないようだ。
もし彼女ができないと嘆いている人がいるとするのであればインドネシアへ行くことをお勧めしたい。(他の東南アジアでも大差はないかもしれないが住んでいないためお勧めするには至らない)
仮に行かないとしても「そういう選択肢もある」という事を頭の片隅に留めておいたらいつかどこかで役に立つかもしれない。
余談ですが、男性ほどではありませんが、インドネシアでは日本人女性もモテモテだった…