好きな人と無事に付き合うことが出来た。 もしくは頻繁に遊ぶことが多くなり告白しようか考えている。そんな人は幸せだと感じられるかもしれない。
しかし一方で、 付き合ったり頻繁に遊んでくれたりするのに 「自分は相手のタイプに当てはまっていないのではないか」 と思ってしまう人は少なくないのではないだろうか。
特に相手のことを好きになればなるほど自分に自信が持てなくなり、「私でよかったのかな?」と思ってしまう事だろう。
ここでは今まで私が聞いたり調べたり体験してきたことを踏まえ、持論を簡単に説明したいと思う。
ちなみに私は心理学者でアドバイザーでもない。ただのライターである。
ライターの特徴は幾人もの実体験に基づいたデータを分析し、持っている情報と絡み合わせ文章を作り「読者を説得させる」という行為を生業としている。 言ってみれば真実味はないが抽象性が高く「どうにか納得してくれ」 という願いの元書いている。それを踏まえた上で下記を読み進めていただけたらありがたい。
よくしてしまう質問「私のどこが好き?」
付き合っている相手に対して 「私のどこが好き?」という定番中の定番の質問がある。
この質間に対して十分に満足感を得られた人はどれくらいいるだろうか。
恐らく「満足得られる回答を得られなかった」もしくは「嬉しいと思ったが不安になり、また聞いてしまう」といった形ではないだろうか。
そもそも「私のどこが好き?」という質問している段階で不安が滲み出ている。彼女、もしくは彼氏が「自分のことを好きだ」という絶対的な信頼があればあまり聞かないセリフだからだ。
つまりどこが好きなのを知りたくて聞くのではなく、自分のことを好きかどうか知りたくて確認しているという事に近い気がする。(中には本当に知りたくて聞くものもいるだろうが)
もちろん聞くことが悪いと言っているわけではない。ただその質問は相手が困る可能性があるということを頭に入れておいてほしい。
ポンポン出る人は苦ではないが、そうでない人は言葉に詰まる。そして言葉が詰まった事に対して「やっぱり自分のこと好きじゃないんだ」と勝手に自己嫌悪に陥られるケースが多いので墓穴を掘ってしまう事になる。ゆえに聞かれる方もプレッシャーを感じる。
さらにポンポン出したとしても「本心で言ってない」と思ったり口に出したりしてしまうのではないだろうか。
彼氏や彼女にとって、自分は好みのタイプの人なのか
大体、人は自分のタイプの人と付き合えるのだろうか?特に女性が口にすることが多いが「好きになった人がタイプ」という言葉がある。この言葉は素敵なようで必ずしも素敵というわけではないのではないかと常々思わされる。
好きになろうがなるまいが、好みの1つや2つはあるのが普通だ。
例えば、自分より身長の高い人が好きだったり、聞き上手の人が好きだったり。それを「好きになった人がタイプ」というのは自分の好みに対して「考えることを放棄している」もしくは「隠しているのではないか」という発想につながる。
話は逸れてしまったが、何が言いたいかというと、よくよく考えると「タイプというのは必ず存在する」ということである。
ではそのタイプというのはいくつあるだろうか。多くの人は3個くらいあげればいい方ではないだろうか。しかし、イエスノー形式にしたらいくらでも答えられるはずだ。
例えば、イエスノー形式にして10個質問を作るとする。
・背が高い人が好き
・夢を追っている人より四六時中構ってくれる人が好き
・文系より理系が好き
・インドアよりアウトドアが好き
・かわいい系より美人系が好き
・スレンダーよりグラマーが好き
・運動ができる人より音楽ができる人の方が好き
・砕けた感じの人よりお堅い感じの人が好き
・外でもいちゃいちゃするのを嫌がらない人が好き
・冗談を言う人が好き
相手が選んだ回答が7割マッチした場合、それは自分のタイプだと言えるだろうか。違った3割の方をみて嘆くのではないだろうか。
そしてこの質問を100問にした時、相手の答えと自分の願望が何割あっていればタイプと言えるのか。
数値化しないかぎり「自分の裁量」になってしまう。もちろんイエスノーで表せない事ばかりなのでこのやり方自体に問題があるのだが、考え方自体は理にかなってると言えるのではないだろうか。
つまり、「自分は相手のタイプなのだろうか」という質問は○か×で答えられるものではないのである。
好きになった人が好みのタイプ
さて、上記を読み進めてどう思っただろうか。「なるほど」と思いつつも「なんかしっくりこない」と思ったのではないだろうか。
それもそのはずである。ただ、はぐらかしていて答えは出していないから。
100%のタイプの人なんてそう現れるものではないし、何%以上がタイプの人であるかなんて人それぞれである。
しかしそんな人に対してとても都合のいい言葉がある。
それは有無を言わさず「好きになった人がタイプ」である。
そして彼女、もしくは彼氏があなたのことを「好き」と言ったのであれば、シンクロ率が
何%であろうがあなたがタイプなのである。