私は2児の母。そんな私がママ友との会話で思うこと、そしてここでしか言えない体験談をお話ししちゃいます。
いきなりですが、皆さんにはママ友がいますか?
長女のママ友は比較的温厚な人の集まりでストレスがたまることはありませんが、長男のママ友はマウントの取り合いです。しかもマウントの対象は自分のことではなく旦那のことか子供のことです。
私の旦那は小さいころからスポーツで生きてきたような脳筋で、高校、大学にはスポーツで入ったのというのもあり、一般常識がなく幼い面が多々あります。しかも今では太ってまともに走れないなど何の旨みもありません。一方息子は運動も成績も中の下程度で人に誇れる点がありません。なので何のマウントも取れないという状況です。
ですが、私には「秘密の彼ぴっぴ」がいるので全然寂しさを感じることがありません。
ママ友とのマウント合戦…心の中では「彼ぴっぴ」
なぜかママ友と話をするとマウントの取り合いになってくる傾向にあります。最初は一人が夫や子供の自慢をするだけなのですが、それに腹を立てるママが「うちの夫(もしくは子供)はね…」と言って対抗してきます。対抗するママに悪気はないのでしょうけど、その一言で周りのママたちに火をつける形になります。
私はというとマウント取れるエピソードがないので静観しています。
ですが!本当はあるのです。私には彼ぴっぴがいて、その彼ぴっぴがかなりの高スペックだからです。言葉では「すごいですね」と言いながらも心の中では「あなたたちの夫や子供は彼ぴっぴに比べたら大したことないんですけど!」と叫んでいます。
彼ぴっぴの存在は自信をつけさせてくれる
もちろん彼ぴっぴに助けられるのはそれだけではありません。「私はまだまだ若い」とか「女として見てもらえている」という気になれるのです。彼ぴっぴが年下というのも私に自信をつけさせてくれている要因なのかもしれません。
彼ぴっぴは私より10個も年下で私のパート先の塾で塾講師をしています。誰もが知っている大学で、どの教科も教えることが出来、他の講師陣が分からないような問題でもサラッと解いてしまうのです。
そんな彼ぴっぴは年齢=彼女いない歴と大学生にしてはあまりさえない感じという部類なのかもしれません。上京してきて2年目という事もあり、ようやく垢抜けてきたかなという感じはしますが、まだまだ芋感は漂っています(笑)
それでもファッションに気を使ったら、そこそこいい感じになるのではないかというポテンシャルはあると思うし、何より頭がいいのが今後の期待につながるところです。
勉強ができるだけではなく、どのようにしたら相手が理解するのか、どう説得したら相手が納得するのか、どう話したら相手が喜ぶのかという事を分かっている気がします。
そんな彼ぴっぴが私を下の名前で呼んでくれて「同い年くらいかと思ってました」とか「旦那さんうらやましい」とか言ってくれるとやっぱりテンションが上がってしまいます。
私の可愛い彼ぴっぴ!彼ぴっぴになった経緯
その彼ぴっぴがどうやって私の彼ぴっぴになったかという事ですが、週に1回彼だけ20分だけ終了時間が遅くなることがあります。大体他の講師は待っているのですが、その日は用があるとのことで私と彼だけになりました。
その際に家庭の話になり、大学の話になり、好きなタイプの話になり…。話が止まらなくなり「その場で飲んじゃおっか」という流れになり、鍵を閉めて二人で飲みをしてしまいました。
私の周りだけなのかもしれませんが、私の年代の男性って女性にあまり弱みを見せない人が多くて、よっぽど整った状況じゃないと「甘える」と言ったことはあまりしませんでした。しかし彼は(酔った勢いもあるのかもしれませんが)「彼女出来たら何したい?」と言ったら「ひたすら甘えたい」と言うのです。
普段切れ者感出している彼が「甘えたい」と言うのがなんか可愛くて調子に乗って「じゃあお姉さんが甘えさせてあげようか?」と言ったら猫みたいになっちゃいました(笑)
酔ってたという事もあり可愛くて膝枕をしてあげました。
その際めちゃくちゃかわいかったのが「彼ぴっぴでいいのでそばにおいてください」の一言でした。ちょっと意地悪な感じで「ぴっぴならいいよ」と言ってほっぺにチューしちゃいました…。
彼ぴっぴがいるから寂しくない
その後どうなるのかなーと思っていたのですが、可愛い弟のように接してきます。連絡するとすぐ返信をくれるし、いやなことあったと言ったらすぐ励ましてくれます。
たまにママ友の愚痴を言うと「でも○○(私のこと)の方が可愛いから気にしなくていいよ」なんて言ってくれます。
急に体を求めてくるかなとも思っていたのですが、私が「ダメだからね」って前もって言っているからか手を出してくることはありません。(強引に来られたら断わらないのですが…)でも相変わらず「頭なでて」とか、「ぎゅってして」なんて言ってきて可愛いです。
そこまで熱を上げているわけではないので私自身が「好き好き!」とはならないのですが、マウントとってくるママ友を小ばかにした目で見ることが出来るし、少しドキドキすることが出来るので楽しいです。
とはいえ彼に彼女が出来たら嫉妬しちゃうんだろうなと思う自分がいて少し怖いですけどね…