彼女が出来たことがない人の中で「自分には一生彼女が出来ないのではないか?」と思っている人はいないでしょうか。
かく言う私もそのタイプで、最初に彼女が出来たのは比較的遅かったです。だから「どうしたら彼女が出来るのだろう」と不思議でしょうがなかった記憶があります。
ここでは同じように思っている人(逆に彼氏ができないという女性にも置き換えることができるので是非)に対し私に彼女が出来た経緯とそのまぐれが起きた要因について紹介したいと思います。
「この考えはいいな」と思うことがあれば心のどこかに留めていただけたら幸いです。
年齢=彼女いない歴を意識すると空回りしてしまう
最初に彼女ができるまではみんな「年齢=彼女いない歴」な訳ですが、私は大学まで(それも卒業間近まで)彼女ができなかったため、それが一生続いてしまうのではないかという不安すらありました。
特に私の場合は「彼女がいなくてもいい」とか「気に入った子が現れるまで大人しくしてる」という考えではなく、「いち早く彼女が欲しい!」というタイプだったので無駄に焦っていたような気がします。
そんな『彼女を渇望しているのにできない』という状態が続くと焦るもので「いづれできるよ」なんて言葉は気休めにしかならなかったのを覚えています。
言ってみればクラスメイトが逆上がりをすることができるようになっていっているのに残り3人になっても自分はまだできていない。そんな心境でした。
そして彼女ができない事に焦ってしまい、女性と話す際「聞くより喋る」という行為が多くなってしまっていた様な気がします。
つまり彼女を欲しいと強く思っている人が「彼女いない歴」を積み重ねていくとより彼女が出来づらい性質になっていくという悪循環に陥ってしまう傾向があるのです。
彼女が出来るきっかけはどういう人が好きなのか考えること
よくなんの根拠もないのに「そのうち素敵な人が現れるって」って言う人いませんか?これに関して私は半分合っていて半分外れていると思っています。
というのも素敵な人はシータのように空から降ってくるものではありません。つまり何もしていないで女の子が現れることはないのです。
しかし元々自分の付近にいる女性があなたを異性として見るという事は大いにあり得ます。
かくいう私もこの偶然的な現れによって、長年の「年齢=彼女いない歴」に終止符が打たれた訳ですが、簡単にその時のエピソードと原理(原理というと難しく聞こえるので、『まぐれ』に置き換えてもいいかもしれません)について言いたいと思います。
まず私は「どういう人が好きなのか」を明確化しました。なぜそのようなことをしたのかは覚えていませんでしたが、とにかくそこを意識するようにしたのは覚えています。
私の場合「ぽっちゃりした子が好き」「ちょっと根暗な子が好き」という感じでした。それまでは私と付き合ってくれる子なら誰でもいいという考えでしたが、逆を言うと誰にもターゲットを絞っていないという事になっていました。
そして自分の好きなタイプを明確化した事により、そのタイプに当てはまる子によく目が行く様になりました。
結果的にそういったタイプの子と会ったらなんとか仲良くなりたいという考えを持つようになったのです。
私に初彼女が出来たきっかけは周りのフォローと奇跡
私に彼女が出来たきっかけは会社の先輩のお節介からでした。
とはいえ、お節介といったら聞こえが悪いので、フォローとでも言っておきましょう。
その方は私のタイプをなぜか知っていて、飲みの席で「○○ちゃんってあんたの好きそうなタイプじゃない?」と単刀直入に言って来たのです。
その子は大人しい性格で、かつぽっちゃり。まさに私のタイプでした。
その子の隣に座っていた面倒見のいい先輩は私を呼びつけて適当に話をしながら早々にどこかへ行ってしまいました。その結果、私はその子と話さざるを得なくなり、なんとなく趣味や特技の話をした訳です。
お互いがお互いの趣味や特技に「おっ?」と思い(彼女はクラリネットで私は絵を描くこと)今度聞かせてよとか見せてよという話になりました。
お互い社交的ではない性格のため社交辞令という事が出来なかったのが功を奏したのだと思います。お互いがお互いの言葉を信じ、彼女はカラオケボックスでクラリネットを披露してくれ、私は吹いている姿を描くというなんとも甘酸っぱいデートになりました。
そんな事を何度か重ねるうちにお互い惹かれていき、付き合うようになった訳です。
コンプレックスに好意を持つこともある
私の話はこれくらいにしておき、私たちが付き合えるきっかけとなったのはお互いが持っていたコンプレックスをポジティブに捉えていた事に他なりません。
彼女曰く根暗でぽっちゃりな自分に彼氏ができる要素はないと思っていた様ですし、私もコミュ障かつ運動音痴だったので彼女なんてできないと思っていました。
しかし逆にそのコンプレックスが「好き」と思ったり、全く気にならなかったりする人は多々いるのです。
さらにそのコンプレックスが好きという事は相手の弱点が好きという事につながるので相手からの信頼度は高まります。(現に私たちがそうでした)
コンプレックスというのは、自分が考えるほど悲観することではなかったと今ではそう思います。
なので自分の弱点、いわゆるコンプレックスがあったとしても悲観したり無理に直そうとしたりするのではなく(だからといって努力しなくていいわけではない)周りに気を配ってみれば彼氏・彼女はできるのではないかなと思っています。